総本部事務局のニュース
コンベンツアル会の兄弟、サルデニアの新しい大司教へ fra.フランシスコ・コッコの報告
○クロアチア:総評議員の黙想会
CEF地区総評議員fra.Mijienko Honticより
2019年4月1日から12日迄、クロアチア・マカルスカにて総長マルコタスカ師以下、総評議員は黙想会と、第50回総評議会を開催しました。
最初の一週間は、北米英国地区(CFF)総評議員のfra.ジュード・ウィンクラーの指導ものと黙想会が行われました。黙想会の終わりに、総長と総評議員たちは、ボスニア・ヘルツェゴビナ近くのいくつかの巡礼地を訪問しました。そこではフランシスコ会の兄弟たちに出迎えられました。
4月7日日曜日に、シベニクの聖ニコラス・タヴィリの国立巡礼所への巡礼を行いました。(ここは、かつて私たちの修道院にすんでいたクロアチアで最初の聖人いた場所です。)そこで聖フランシスコ修道院の兄弟たちと共にミサが行われました。その後食事が振る舞われました。午後、巡礼団は、カテドラル大聖堂を訪れ、Tomislav Rogic大司教が出迎えてくれました。翌日、総評議員たちは、Spalato市を訪問し、Marin Carisic大司教を訪ねました。私たちのアシジの聖フランシスコ修道院にて感謝の祭儀を行い、教会を見学し、兄弟たちと食事を共にしました。残りの一週間は、再びVepricにて第50回総評議会を行いました。
○Mola di Bari:フロンティアコミュニティ
総本部事務局長より
2019年4月28日付けでイタリア・シチリア島のPiazza Armerinaのロザリオ・ギサーナ大司教は、信徒の公共団体に「フロンティアコミュニティ」を正式に設立しました。
同時に、総長fra.マルコ・タスカは、このフロンティアコミュニティを修道会に加盟させる特別の許可を与えました。2019年5月9日、総長は、Mola di bariのフロンティアコミュニティの礼拝所でミサを捧げました。イタリア・プーリアの聖ニコラス・聖アンジェロ管区の管区長、兄弟たち、教区司祭、信徒たちもミサに参加しました。ミサの中で、総長は、フロンティアコミュニティの創設者であるジュゼッペ・デ・ステファノ氏に修道会への加盟通知書を手渡しました。午前は、兄弟たちと共に過ごしました。
○オリスターノ:オリスターノの新しい大司教
Fra.フランシスコ・コッコ OFMConvより
教皇は、2019年5月4日、オリスターノの大司教イグナチオ・サンナ(イタリア・サルデニア)の辞任を受け入れ、同日これまでアレス・テラルバの司教であった、私たちの兄弟Monsロベルト・カルボーニを新しいオリスターノの大司教として任命しました。
オリスターノ大司教区(Arborense)の面積は3,112平方キロメートルで、そこに134,540人が住んでいます。小教区は85、教区司祭92名、修道者20名(カテドラルのすぐそばにある私たちの聖フランシスコ修道院の兄弟たち)。そこにはさらに3人の終身助祭、7名の神学生、オリスターノに住む小神学生も数名います。(大司教区のWebデータによる)fra.ロベルトには、リメディオの聖母とアルボレンセ大司教区の守護の聖人殉教者聖アルケラオの御保護のもと、司教として実りある働きをすることを祈っています。
○ローマ・セラフィクム:学期終業式
セラフィクム印刷事務所 エリザベッタ・ロ・イアコノより
2019年6月22日土曜日、ローマ教皇庁立聖ボナベントゥラ神学大学セラフィクムの第115学期終了の感謝のミサが広場で行われました。
感謝の祭儀は、アメリカ・天使の聖母管区長ジェームス・マッカリー師により行われました。コンベンツアル会で卒業生でもあるヴィンセント・ヴァン・ロン司教も共同司式をつとめました。ミサの終わりに、fra.ディン・アン・ヌエ・ネン学長は今年学位を取得した学生たちに話をしました。その中には、アンドレ・エドゥワルド・グェラ・ヴェクイズ、ラッファエレ・メンモ、アンジェル・ヨエル・ニノ・パケオ(以上学士修了)またエリオ・ジョルジョ・ロアス(博士課程修了)らがいます。また夕方には、新総長であり、学長であるfra.カルロス・トロヴァレッリ師が総本部のメンバーと共に加わりました。説教の中でfra.ジェームス・マッカリー師は、「キリストは、聖フランシスコを『福音の写し』としました。聖フランシスコは私たちに同じ『福音の写し』となることを求めています。(...)親愛なる学生たち、あなたたちは、聖ニコラスの典礼書の3つの言葉を実現するためにここセラフィクムに来ました。あなた方は現代の聖ニコラスの典礼書です。“Da pauperibus”『貧しき人々に与えなさい』聖フランシスコが本を開いた中から最初に目に飛び込んできた言葉です。若者たち、あなたがたは何者からも邪魔されることなく全ての人に奉仕する自由を得るため、あらゆるものを放棄することを望んでいるのです。」 「“Nihil in via”『旅には何も持っていってはならない』これは典礼書を開いたときに2番目にフランシスコの目に飛び込んできた言葉です。皆さんは、この生き方は容易ではないと言うことを知っています。その道に従うことは、十字架を意味しています。」「“Tollet crucem”『おのおの十字架を持って』これは、聖フランシスコが開いたページの3番目の言葉です。私たち21世紀のフランシスカンは、クインタバッレのベルナルドやピエトロ・カターニと同じくらい、神の招きに『はい』と答え、会則に従い、聖フランシスコと共に『福音の写し』となることが出来るように勇敢でなければなりません。」
