ロザリオの祈り
2020年04月09日
聖堂にて 毎日18時より
使徒信条
天地の創造主、 全能の父である神を信じます。 父のひとり子、わたしたちの主 イエス・キリストを信じます。 主は聖霊によってやどり、 おとめマリアから生まれ、 ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、 十字架につけられて死に、葬られ、 陰府(よみ)に下り、 三日目に死者のうちから復活し、 天に昇って、 全能の父である神の右の座に着き、 生者(せいしゃ)と死者を裁くために来られます。 聖霊を信じ、 聖なる普遍の教会、 聖徒の交わり、 罪のゆるし、 からだの復活、 永遠のいのちを信じます。アーメン。
「主の祈り」(1回)
「アヴェ・マリア」(3回)
「栄唱」
ファティマの聖母の祈り(各黙想後に唱える)
先 主イエス・キリスト
共 わたしたちの罪を許して下さい
わたしたちを滅びから救い、すべての人々、殊に御あわれみを最も必要としている人々を天国に導いて下さい。
(第五の黙想の後に)
先 教皇様の意向に従って
「主の祈り」「アヴェ・マリア」「栄唱」(1回)
●喜びの神秘(月曜日・土曜日) 第一の黙想 マリア、神のお告げを受ける マリアは、救い主の母になるとの神のお告げを受けて、「私は主のはしためです。おことばどおり、なりますように」とこたえます。 この一連をささげて、神の呼びかけに信仰をもってこたえることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第二の黙想 マリア、エリザベトを訪問する マリアはエリザベトを訪問し、二人は聖霊に満たされて神の不思議なわざを讃美します。 この一連をささげて、救いの訪れをたたえ、喜び合う心を聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第三の黙想 マリア、イエスを産む マリアは、旅先のベツレヘムでイエスを産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせます。 この一連をささげて、神の御子を迎え、礼拝する心を聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第四の黙想 マリア、イエスをささげる マリアとヨセフは神殿に行き、幼子イエスを御父にささげます。 この一連をささげて、毎日の生活を神に奉献することができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第五の黙想 マリア、イエスを見いだす マリアとヨセフは、見失ったイエスを三日目に神殿で見出します。 この一連をささげて、日々の生活の中で主イエスを探し求める心を聖母の取り次ぎによって願いましょう。
●苦しみの神秘(火曜日・金曜日)
第一の黙想 イエス、苦しみもだえる ゲッセマネの園でイエスは、苦しみもだえながらも、最後まで御父のみ旨に従うことを決意されます。 この一連をささげて、誘惑に陥らないように目覚めて祈る恵みを聖母の取り次ぎによって願いましょう。
第二の黙想 イエス、むち打たれる 不正な裁判を受けたイエスはむち打たれ、ペトロにも裏切られます。 この一連をささげて、イエスがペトロにあわれみの目を向けられたことを思い、罪から立ち上がる恵みを聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第三の黙想 イエス、いばらの冠をかぶせられる イエスは死刑の宣告を受け、兵士たちのなぶり者になり、いばらの冠をかぶせられます。 この一連をささげて、誤解や侮辱をおそれずに信仰に生きることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第四の黙想 イエス、十字架を担う 主イエスは、十字架を担い、群衆のあざけりの中をゴルゴダの丘に向かってお進みになります。 この一連をささげて、わたしたちも日々、自分の十字架を担って主に従っていくことができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第五の黙想 イエス、息をひきとる 十字架につけられた主イエスは、御父のみ旨を果たして、息をひきとられます。 この一連をささげて、救いの恵みがすべての人に与えられるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 ●栄えの神秘(日曜日・水曜日)
第一の黙想 イエス、復活する イエスは死に打ち勝って復活し、新しいいのちをお与えになります。 この一連をささげて、わたしたちが主とともに死んで、その復活にもあずかることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第二の黙想 イエス、天にあげられる 復活された主イエスは、弟子たちの前で天に上げられ、御父の右の座にお着きになります。 この一連をささげて、わたしたちが主の復活の証人として生きることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第三の黙想 聖霊、使徒たちにくだる 主の約束のとおり、マリアとともに祈っていた使徒たちのうえに聖霊がくだります。 この一連をささげて、わたしたちが聖霊に満たされ、いつも勇気をもって救いの福音をのべ伝える者となるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第四の黙想 マリア、天の栄光に上げられる 神は御子の母マリアをからだも魂も天の栄光に上げられました。 この一連をささげて、わたしたちも天の国を求め、永遠の喜びに入ることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第五の黙想 マリア、すべての人の母となる 天の栄光に上げられたマリアは、キリストの救いにあずかるすべての人の母となりました。 この一連をささげて、救いを求めるすべての人が御子イエスのもとに導かれるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 ●光の神秘(木曜日)
第一の黙想 イエス、ヨルダン川で洗礼を受ける イエスがヨルダン川で洗礼を受けられると、聖霊がくだり、「あなたはわたしの愛する子」という御父の声が聞こえました。 この一連をささげて、洗礼の恵みを神に感謝し、聖霊に導かれて、神の子として生きることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。
第二の黙想 イエス、カナの婚礼で最初のしるしを行なう イエスは、母マリアのとりなしに応え、カナの婚礼で水をぶどう酒に変えて、弟子たちの信じる心を開いてくださいました。 この一連をささげて、イエスの信仰を深めることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。
第三の黙想 イエス、神の国の到来を告げ、人々を回心に招く イエスは、神の国の到来を告げ、人々を回心に招き、神のいつくしみを現してくださいました。 この一連をささげて、イエスの招きに応え、心から悔い改めて、福音を信じることができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第四の黙想 イエス、タボル山で栄光の姿を現す イエスは、タボル山で三人の弟子たちに栄光の姿を現し、困難を乗り越える希望の光を示してくださいました。 この一連をささげて、主の変容を心に刻み、イエスに聞き従うことができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。 第五の黙想 イエス、最後の晩餐で聖体の秘跡を制定する イエスは、最後の晩餐で、救いのいけにえ、永遠のいのちの糧として、パンとぶどう酒を用いて聖体の秘跡を定め、人類に対する愛の記念を残してくださいました。 この一連をささげて、すべてを与え尽くされたイエスの愛に日々ならうことができるよう聖母の取り次ぎによって願いましょう。